サファイアのお話✨その3

投稿者: | 2022年9月19日

ジュエリーマナーの時間です!

今月は9月の誕生石、サファイアのお話です。

 

ブルーサファイアの色を変えようと思うと、1300℃以上の温度が必要です。

いくら熱くなっているからといって、人間に出せる温度ではありません。

 

前回までのお話の中の浮気探知のお話は全く嘘なのかというと、一概にそうでもないように思います。

ブルーサファイアは、昼間の太陽の下で見るときと、夜に蛍光灯の下で見るときとでは、随分印象が異なる宝石です。

例えば、スリランカ産のブルーサファイアは、蛍光灯の下で見る方が、紫色が強く感じられます。

浮気とういうと、やはり人目をしのんで夜にこそこそということになるかと思いますが、

その時に自分のブルーサファイアを見ると、昼間と色が異なっていて、

「どきり」とするのかもしれませんね。

 

何はともあれ、浮気の心配のない方にとっては、

ブルーサファイアは、永遠の愛を誓うのに、最もふさわしい宝石といえそうです。

 

 

つまり、エンゲージリングにもおすすめの宝石です。

エンゲージリングをブルーサファイアにした有名な方といえば、

そうです。イギリス王室の故ダイアナ妃、そしてキャサリン妃。

さすが、ジュエリー先進国のイギリス。分かってますよね。

本日はエリザベス女王の国葬の日となってしましましたが、代々受け継がれていきますね。

 

日本では、やはり、エンゲージリングというとダイヤモンドが一般的なので、

ちょっと抵抗があるな。という方のために。

 

イギリスに古くから伝わる「サムシングフォー(something four)」というおまじないをご紹介したいと思います。

これは、4つのものを身につけて結婚式を行うと、花嫁は幸福になるといわれているものです。

その4つとは、

「サムシングニュー(something  new)」-何か新しいもの、

「サムシングオールド(something  old)」-何か古いもの、

「サムシングバロー(something borrowed) 」-何か借りたもの、

そして「サムシングブルー(something blue)」-何か青いもの です。

そこで、花嫁は、結婚式に青色の下着を身に着けたり、青色のハンカチを持ったりしたそうです。

 

指輪を交換するときに使うマリッジリングの内側に、青色の宝石をいれたものもありますね。

既存のものは、青色のダイヤモンド(放射線処理)を使用していますが、

個人的には、ブルーサファイアの方が相応しいのでは。と思います。

 

また、ウエディングドレスをはじめ、結婚式に着る衣装は、丈の長いものばかり。

アンクレットにブルーサファイアを入れたものを身に着けているのも素敵だと思います。

これだと、ずっと思い出としても残せますね。

 

ブルーサファイアは、結婚23周年(青玉婚)の記念宝石でもあるので、

23年後に、このアンクレットをリフォームしても良いかもしれません。

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