ペリドットのお話✨ その2

投稿者: | 2022年8月15日

ジュエリーマナーの時間です!

 

 

今月は8月の誕生石、ペリドットのお話です。

 

 

2回目は、プロとして「鑑別眼」と「審美眼」を通して、

宝石を選んでいます。

 

 

 

「鑑別眼」

ペリドットと他の類似石を見分ける最大のポイントは、「複屈折性」です。
ペリドットは非常に高い複屈折性を持っているため、
石を通して物を観察すると、二重にダブって見える性質があります。

また、ルーペで観察すると、「ウォーター・リリー・リーフ・インクルージョン」と呼ばれる特有の内包物が見られます。
これは、液体が円形に広がり「睡蓮」のように見えるもので、
一般的にペリドットにしか見られない特徴です。
ペリドットは、世界中の火山地帯で発見されますが、
大部分が小さな結晶で宝石にはなりません。

良質のペリドットの多くはミャンマーで産出されますが、
ウォーター・リリー・リーフ・インクルージョン
美しいものであれば、産地にこだわる必要はありません。
ペリドットには現在、合成石、処理石が存在しませんので、安心して選ぶことができる宝石です。

 

「審美眼」

薄暗がりで驚くほど強い輝きを示すペリドットは「イブニング・エメラルド」の異名を持ちます。

その美しさのポイントは、「透明感」と「ブラウン味」です。
透明感の低いものや、ブラウン味を感じるものは、美しさに欠けます。

鮮やかな黄緑色のものを選ぶと良いでしょう。
ペリドットは自色(主成分に着色成分を含有している)の宝石なので、
極端に色の薄い石や濃い石は存在しません。
従って、色の濃淡による価値の変化はほとんどありません。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です