ダイヤモンドのお話✨その4

投稿者: | 2023年4月24日

4月になりました❣

4月の誕生石は、『ダイヤモンド』と新誕生石の『モルガナイト』です。

 

カラーダイヤモンド

 

ダイヤモンドは無色透明が有名ですが、実は様々な色があります。

あらゆる色相が天然に存在するといっても良いでしょう。

 

 

ダイヤモンドは、炭素(C)の結晶ですが、もし、全く不純物を含まないと、

可視光線はダイヤモンドの結晶を素通りするため、無色透明となります。

しかし、ダイヤモンドの結晶に穴が開いていたり、不純物が含まれたりすると、その部分が光のエネルギーを吸収するため、

残った光だけが目に届くことになり、ダイヤモンドは着色して見えるのです。

(絵の具とは異なり、光の色は引き算で考えます。

赤色から紫色の7色全てが揃うと無色透明になるのですが、赤色が吸収されると緑色~青色に、青色が吸収されると黄色になります。)

 

他のカラーストーンも大部分は同じ原理で着色しています。

色が付いているのは、不純物が含まれている証拠。

よけいなものと思われがちな不純物が魅力的な色を作り出すなんで、不思議ですよね。

私も様々な色のダイヤモンドを見ましたが、皆それぞれに美しかったです。

 

恐らく希少性の高さでいうと、「赤色」ではないかと思います。

1987年4月28日、ニューヨークのクリスティーズのオークションにおいて、0.95ctのレッドダイヤモンドが88万ドルで落札されました。

1カラット当たりに換算すると宝石につけられた歴史上最も高価な価格として語り継がれています。

「青色」も大変希少性の高い色で、1995年11月13日にジュネーブで開かれたクリスティーズのオークションで、

4.37ctのブルーダイヤモンドが250万ドルで落札されたのが、過去最高価格になります。

実際にお店でレッドダイヤモンドを見ることはまずないと思います。

ブルーダイヤモンドは、人工的に着色したものが一般的に販売されています。

 

あと、変わったところとして、「カメレオンダイヤモンド」というものがあります。

このダイヤモンドは、パスタとかについているオリーブのような渋い緑色をしているのですが、

熱を加えると鮮やかなオレンジ色になります。

この時の色は、それはそれは素晴らしい!!のですが、熱を加えるのをやめると、すぐにもとの色に戻ってしまいます。

 

日頃、身につけているだけでは、色の変化はありませんので、自分だけが知っている秘密の情報って感じですね。

 

先日のフェアの際にありましたピンクダイヤモンド

こちらも鉱山の閉山で、これからは希少なダイヤモンドとなります。

 

 

様々なカラーダイヤモンド💎

ここのもダイヤモンドの魅力を感じることが出来るのではないでしょうか✨

 

 

 

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